川尻筆伝統工芸士
四代目・畑 幸壯
昭和62年9月11日生私は幼いころより父・義幸(三代目)の背中を見てきました。筆職人となった今、父の苦労・父の偉大さを実感しています。
私は職人になった当初から、父が技術を確立した「羊毛筆」に挑戦しています。
筆づくりの中で最も難易度が高い筆に初めから挑むことで、筆づくりの概念を良い意味で覆すことができると考えたからです。
もちろん、基礎は十二分に教え込まれました。
初めて筆が完成したときの喜びは今でも鮮明に覚えています。
そして何より、筆を使ってくださった方から「良い作品ができました」と感想をいただいたときの喜びは格別です。
高齢化が進む日本の筆職人の中で、私はまだまだ若手です。また同世代の職人は僅かしかいません。
私は、伝統工芸品「川尻筆」の技術を早期に着実に伝承、そして革新させ、川尻筆の振興と日本の伝統文化の発展に少しでもお役に立てる職人になることを決意しています。
経歴
- 平成23年12月
(2011年) - メイクアップアーティストとタイアップして川尻筆の伝統技術を用いた化粧筆を制作
- 平成23年12月
- 平成24年2月17日
(2012年) - 中国新聞に「川尻の筆職人とて初めて化粧筆を手掛けた」として上記取り組みが掲載される
- 平成24年2月17日
- 平成29年3月
(2017年) - 上海モダンメディア社発行カルチャー月刊誌「生活LIFE MAGAZINE」へ掲載される
- 平成29年3月
- 平成30年7月
(2018年) - 三井ホーム季刊情報誌「Mitsui Home EYE」へ掲載される
- 平成30年7月
- 令和元年11月15.16日
(2019年) - フランス・パリ1区ESPACE DENSANにて筆づくりの実演を行う
- 令和元年11月15.16日
- 令和元年11月
(2019年) - フランスの美術誌「Lumières Internationles Magazine」へ掲載される
- 令和元年11月
- 令和元年12月28日
(2019年) - RCC放送「くれワンダーランドJourney」日本一の年賀状を作る番組で特集される
- 令和元年12月28日
- 令和2年1月10日
(2020年) - CSディスカバリーチャンネル「明日への扉」にて取材・放映される(5週連続)
- 令和2年1月10日
- 令和2年2月25日
(2020年) - 川尻筆・筆師として朝日新聞に掲載される
- 令和2年2月25日
- 令和2年6月1日
(2020年) - アットホーム月刊誌「at home TIME」に掲載される
- 令和2年6月1日
- 令和2年8月13、20日
(2020年) - 朝日放送ABC「一志相伝 ~受け継がれる職人の心~」にて取材・放映される
- 令和2年8月13、20日
- 令和2年8月29日
(2020年) - フランス・パリ1区Maison WAにて二回目のイベントを行う
- 令和2年8月29日
- 令和3年10月5日
(2021年) - 広島テレビ「テレビ派 ~教えてせとうちマエストロ~」にて取材・放映される
- 令和3年10月5日
- 令和4年12月10日
(2022年) - 第 47 回全国伝統的工芸品公募展 入選
- 令和4年12月10日
- 令和5年2月11日
(2023年) - 銀座TAUにて筆づくりの実演を行う
- 令和5年2月11日
- 令和5年2月26日
(2023年) - 「TEDxShinonome」にて講演
- 令和5年2月26日
- 令和5年4月22日
(2023年) - 銀座TAUにて「ひろしま筆フォーラム」で川尻筆の講話
- 令和5年4月22日
- 令和5年9月18日
(2023年) - フジテレビ「美の職人(アルチザン)」に出演
- 令和5年9月18日
- 令和5年11月21日
(2023年) - 広島発情報WEBサイト「GetHiroshima」に掲載される
- 令和5年11月21日
- 令和5年12月12日
(2023年) - 第 48回全国伝統的工芸品公募展 入選
- 令和5年12月12日
- 令和5年12月22日
(2023年) - 伝統工芸士に合格(令和6年2月25日付認定)
- 令和5年12月22日
- 令和6年6月7日
(2024年) - NHK広島放送局「お好みワイドひろしま」に出演
- 令和6年6月7日
川尻筆伝統工芸士
三代目・畑 義幸
昭和26年2月3日生