パリ1区のESPACE DENSAN にて筆づくりの実演をさせていただきます。
■開催概要
・日程:2019年11月15日18:00
2019年11月16日14:30、17:00
・場所:ESPACE DENSAN 8 bis rue Villedo 75001 Paris
・事前予約:contact@espacedensan.com
ご報告はブログにて行います。
今回の展示ではは今も日本で行われている書道について知る絶好の機会となります。書道は装飾芸術としての書道と、書くための書道があります。
11月中、日本各地の何世紀にも渡り続いてきた最高品質の伝統工芸品に焦点を当て、展示します。
和紙:美濃和紙、阿波和紙、越中和紙
筆:川尻筆、熊野筆
硯:赤間硯
ペン:越前漆器、漆器、樺細工/桜インク
装飾紙:江戸からかみ
2019年11月15日、16日 イベント
《日本の最高級書道筆》
文進堂畑製筆所 川尻筆/広島県
職人
畑幸壯は1930年、5人で興された畑文進堂の4代目であり副代表でもある。幼少期よりこの若い職人は父であり伝統工芸士でもある三代目畑義幸と共に工房で過ごしてきた。
工房で作られる筆は国内外の有名アーティストに愛用されている。高級筆として知られ、川尻筆は書道だけでなく、陶器や漆器の絵筆としても重宝されている。
最高級の動物の毛が使われているその品質の高さが特徴であり、また70工程を経る伝統的技法は高く評価されている。
講義‐デモンストレーション、ワークショップ及び実演
《日本の最高級書道筆》
11月15日・16日
畑文進堂/川尻筆/広島県
プログラム
書道と研ぎ澄まされた工芸品の世界の発見、パリで初めての川尻筆の実演
畑幸壯による18世紀を起源とする、最高級筆の製作についての紹介、デモンストレーションを行います。その後書道家マーヤ ワカスギによる書道ワークショップも開催します。
ワークショップの後には隈取という歌舞伎の化粧法をテーマにしたパフォーマンス(10分程度)を行い、躍動感と斬新さにあふれる作品作りを観賞していただけます。
書道家マーヤ ワカスギ
日本出身、5年前よりボルドー在住。幼少より書道を始め、17歳で初の個展開催。2001年大東文化大学文学部卒。
書道を芸術とし、ルーブル美術館のロゴ制作、及びニューヨーク近代美術館でパフォーマンスを行うなど様々な形で表現を実現してきた。2017年SNCFとのコラボレーションも行う。
NHK大河ドラマ《女城主直虎》の題字制作により世間に知れ渡る。