文進堂 畑製筆所

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【事例4】筆の修理・改良(前編)


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皆さまへ

いつもありがとうございます。

ブログは久しぶりの更新となりました。

コロナ禍となり、筆のメンテナンスや修理・改良を
ご依頼される作家様が増えて参りました。

今回は珍しいご依頼です。


「昔の軸に合う筆を制作してほしい」

というお問合せを頂戴しました。


まずは現物を拝見する必要があるため
今お持ちの軸一式をお送りいただきました。


拝見したところ、古くてとても良い象牙軸でした。
よくよく目を凝らしてみてみると、目立たない程度のヒビがありました。

作家様の同意をいただいてヒビは応急処置をおこなうことにしました。

もともと穂首がはまっていたのが分かります。

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毛質(今回は古細微頂光鋒®でした)、出穂の長さ、先肉の加減、仕上げをご指定いただき
早速、毛の選別と毛組、仕立てに入ります。

後編にて、仕立てから完成までお届けいたします。

後編はコチラ