川尻筆伝統工芸士 三代目・畑 義幸
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一生に一回の赤ちゃん筆

2017年02月06日

 

皆さまへ
 

いつもお世話になります。

 

本日は赤ちゃん筆についてご紹介させていただきます。

 

私たちは“赤ちゃん筆”という呼び名よりも
“胎毛筆(たいもうひつ)”と呼ぶ方が、馴染みがあります。

 

赤ちゃん筆は、この世に生を受けて生まれてきたお子様に
初めて生えた髪の毛を使って筆にします。

 

 

なぜ、初めて生えた髪の毛なのか?

 

 

それは、「毛先」があるからです。

 

 

初めて生えた髪の毛は、先端に行くほど細く尖っていますが、
私たちの髪の毛はもう毛先がありません。

 

 

二代目の滿壽視子は、息子の義幸(三代目)や娘の赤ちゃん筆を、
義幸は、息子の幸壯(四代目)や娘の赤ちゃん筆をつくりました。

 

“わが子の髪の毛で筆をつくれたんは、嬉しかった”

 

と義幸はいいます。

 

 

現在も月に数件、赤ちゃん筆のご依頼をいただくことがございます。

 

その時も、

 

“わが子と同様に、この世に新しい命が誕生して
 すくすく育っとるんじゃのぉ、と感じる嬉しい瞬間なんじゃ”

 

と義幸は目を細めます。

 

 

当社では、畑義幸が胎毛筆をつくらせていただきます。

 

 

ホームページに何点か掲載しておりますが、
特注品のご希望もお気軽にご相談くださいませ。

 

 
以前、毛先がない大人の方が記念でつくられたこともあり、
大きな筆ができました。

 

 

次回は四代目の特大胎毛筆をご紹介します。
(ビックリしますよ~!)

四代目の記事は→コチラ