川尻筆伝統工芸士 三代目・畑 義幸
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【事例1】筆の修理:その③

2018年06月03日

皆さまへ

 

お世話になります。

筆の修理、完結編をお届け致します。

これまでの内容は下記、クリックしてご覧ください。

その①

その②


<5>芯立ての続きです。

 

毛をまとめてつくった芯にふ糊をつけます。

 

 

駒にまとめた毛通して胴回りの寸法を合わせ

手と目の感覚で痛んだ毛を見極めてハンサシで抜いていきます。

 

 

駒から抜いて乾燥させます。

 

 

 

<6>穂首を焼き締めをします。

 

穂首をしっかり乾燥させたら、濡らした麻糸を巻き付けてしっかり縛ります。

 

 

熱したコテを穂首の根本にあてて、さっと焼きます。

(煙を息で飛ばしながら焼きます。)

 

 

更に穂首を回しながら麻糸でキツく縛ります。

麻糸を切って、焼き締め完了です。

 

 

 

<7>穂首に櫛をかけて軸入れをします。

 

穂首の毛先から鬼櫛をかけて毛の状態をチェックします。

 

軸のダルマ内に接着剤をつけて穂首を差し込みます。

 

 

 

接着部分を乾かして、最後にもう一度、毛をチェックをして完成です。

 

 

大切に梱包して、持ち主の元へ

 

 

大事にしてもらってね。

 

 

そして素晴らしい作品が出来ますように。

 

 

修理事例1、完結。。